巨匠手塚治虫・深いメッセージから生き方を学ぶ
- 高下 豊光
- 2020年9月9日
- 読了時間: 1分
哲学・文学に引けを取らない手塚治虫作品。

巨匠の略歴
大阪帝国大学附属医学専門部を卒業する。
医師免許取得し、のち医学博士となる。
戦後日本におけるストーリー漫画の第一人者だ。
ブラックジャックを読んで、命の尊さを学ぶことが出来る。
例えば、短編「1パーセントに賭ける」だ。
一度は死のうと考えた少年が、病気と必死に闘う少女の姿を見て、
生きることの尊さを実感するようになる。

実際に少女の姿を見て、生きることの大切さを自覚していく。
少女のために、彼は、自分の腎臓をあげようとするのだ。
ブラックジャックは、「99%はダメだな。もしキミが二度と自殺しないと約束するなら、
残りの1%に賭けてやる」と、少年に告げる。
何度も自殺を試みた少年は、いつしかその少女に恋をしていたのだ。
鉄腕アトムは、子供たちの「先生」だったし、手塚治虫には、分かりやすい思想性を感じる。
Comments