大ヒット映画「猿の惑星」の真実
- 高下 豊光
- 2020年10月1日
- 読了時間: 2分
これを知ったら、あなたのハリウッド称賛は、
考えを変えるに違いない。

1968年の初回作品は、日本人を猿扱いしたものであった。原作者のピエール・ブールは、第二次大戦で仏領インドシナで日本軍の捕虜だった。彼は、それがよほど悔しかったと思える。
そのために、日本人は野蛮な人種だという刷り込みを西欧に対して行ったとされるのだ。
では、物語をみておこう。
地球を飛び立ってから1年余りがたった宇宙船の乗組員テイラーたちは、とある惑星に不時着する。
そこで彼らが目にしたのは、なんと人間のように言葉を話す猿たちが人類を支配する恐るべき世界だった! テイラーも猿たちに捕まり、奴隷のような扱いを受けるが、チンパンジーのジーラやコーネリアスの助けを得て、同じ人間の女性ノヴァを連れて脱出を試みる。 やっとの思いで猿たちの追跡をかわしたテイラーとノヴァが浜辺に埋もれた自由の女神を発見し、“猿の惑星”が実は未来の地球の姿であったことが判明する驚がくのラストは映画史に残る名シーンだ。
猿の町を脱したテイラーとノヴァ、そしてテイラーを追ってやってきた宇宙飛行士ブレントは、禁断地区と呼ばれる一帯で、核戦争により廃虚と化したニューヨークを発見する。そこでは放射能の影響で高度な知能を手にしたミュータントたちが、地球をも滅ぼしかねない威力を持つコバルト爆弾を神とあがめて町を支配していた。 そこに勢力を拡大しようとやって来た猿たちとの戦いに三人も巻き込まれ、その途中でノヴァとブレントは殺されてしまう。そして、全てに絶望したテイラーは銃撃戦の末、最後の力で自ら爆弾のスイッチを押し、ミュータントや猿はおろか、地球もろとも滅亡させるという衝撃の展開が待ち受けている。
未来の地球は、猿=日本人が支配している--という驚愕の物語が展開するのだ。
同じような例は、「ラストサムライ」にも見受けられる。
この武士団は、徳川武士集団のような顔をしているが、それは間違っている。
彼らは、米国の先住民族インディアンなのである。最後の場面は、第七騎兵隊が突撃する状況を描いている。
米国に従うか、それとも中国に付くか。それが問題だ。
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