原作レイプを発掘・映画「さくらん」の錯乱
- 高下 豊光
- 2020年9月18日
- 読了時間: 1分
原作レイプを発掘する
「さくらん」の錯乱映画!

人気漫画家、安野モヨコの同名漫画『さくらん』を蜷川実花が映画化している。
江戸吉原の美しい世界を描いた作品だ。
今を時めく写真家「蜷川実花」による作品だけに、その映像美には大いに期待した。
土屋アンナ主演だが、店長はこれに異議を唱える。どう見ても彼女は「花魁」には見えないのだ。
ハーフ顔の彼女は、吉原遊郭にはそぐわない。脇役の「菅野美穂」の方が適役だと思うのだ。
残念なキャスティングミスである。
さらに、この土屋アンナ演じる「花魁」は、原作漫画では、有力者のだんなに「身請け」されるのだが、なんと、改編されていた!この作品では、あろうことか、彼女は"駆落ち"してしまうのだ。
読者の皆さんは、このオチを許せますか?
これでは、原作者の安野モヨコに失礼ではあるまいか。
編集長には、まだ不満がある。先輩「花魁」役の「木村佳乃」の濡れ場があるのだ。
だが肝心の乳首は、ずっと隠されていた。蜷川実花監督作品は、乳首NGだったのか。
期待して観ていたが肩透かしを喰ったようだった。
鑑賞に値しない駄作である。
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