光通信の御曹司--タイ女性代理出産の憂鬱
- 高下 豊光
- 2020年9月30日
- 読了時間: 2分
光通信の御曹司--タイ女性代理出産の憂鬱

少子高齢化にたった一人で立ち向かった男がいた。
彼の名は、重田光時。父親は「光」が好きだったのだなあ。
2014年8月に重田氏の長男がタイで大量出産させたニュースが話題となった。
長男は毎年十数人子供がほしいと語っており、タイの他にもインドなどで出産させたと話題になっている。
代理出産で出産させたとみられていた。
代理出産をしてくれた人には報酬として100万円ほど渡していたらしい。その他体外受精などの費用を含めると6千万円以上つぎこんだのでは、と言われている。 重田光時氏は、父親が創業した光通信の株を所有しており、100億円は超える資産を有している。
その後、重田光時氏はDNA鑑定で実の父であることが証明され、経済力もあり人身売買ではないことから13人の子供の親権を得て、日本とカンボジアで子育てをしている。
ぜひ、少子高齢化を止めるべく、特命大臣を拝命して欲しい。
光通信といえば、ITバブルを代表する銘柄で、投資家には大人気であった。
連日、高値を更新する異常事態であった。店長の私は、指をくわえて経済紙を見ていた。
この重田康光氏は1965年2月25日生まれの東京都出身で、弁護士一家であることも有名である。彼は弁護士一家に育ち、起業を人生の目標としていた。
そのためか、日本大学経済学部に入学するがすぐに退学している。
日大退学後は電話加入権の販売をする企業に就職し、1988年2月に株式会社光通信を創立する。事業内容は現在のKDDIの契約取次を行う代理店として事業を開始した。
その後携帯販売に事業転換をして大成功し、1996年には最年少31歳で株式公開を行うに至った。そして34歳の時に東京証券取引第一部上場を果たしている。
1999年には世界第5位の富豪として紹介されたこともあり、250億ドルもの個人資産を持っていることが発表された。
さらに、1999年にはソフトバンクの社外取締役にもなっている。
2000年3月に文春によってインセンティブ受け取りの大量架空契約が発覚し、最高値24万円だった株価が3600円台まで下がるという急落を経験した。
その後は事業再建に力を入れて、シャープの複写機販売やリースなども行っている。このように紆余曲折を経て再び復帰を果たした企業でもあるのだ。
素晴らしい業績を残した彼の父親だが、息子も凄い。
少子化対策特命大臣に任命したい。
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