仁義なき”演技指導”・魔性の女に魅入られた"欲情監督"
- 高下 豊光
- 2020年9月10日
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深作欣二監督は、「仁義なき戦い」の東映ヤクザ路線で知られた実力監督だった。

さすがは巨匠と賞賛される監督だけあって、女性関係も半端なものではなかった。
キャストに荻野目慶子を使ったのだが、深作監督はこの女優にぞっこんになったのだ。
彼は、映画撮影の合宿中に荻野目慶子を呼び出す。
たぶん、演技指導のためだとか理由を付けたのだろう。
そして、彼女を見るなり欲情し、もう歯止めがかからなかった。
編集長の推測だが、彼女も監督に対して恋心を抱いていたのではないだろうか。
だが、彼女は監督が豹変するのが怖くなった。

最初は「強姦」だったが、やがて「愛人関係」に発展したのだ。
人情の機微を知る監督だからこそ愛人関係になれたのだろう、と私は考えている。
だが、甘美な関係は長くは続かなかった。それは、深作欣二のがん発症である。
その手術を控えても監督は運命を受け入れなかった。
画像は、魔性の女といわれた頃
入院手術よりも荻野目慶子との情欲を優先させたという。
これを「男子の本懐」というべきだろうか。
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