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中島みゆきの名曲は、仏教思想を表現している

「時代」(じだい)は、中島みゆきが作詞・作曲した歌。

1975年に中島みゆき自身によって発表され、同年に中島みゆきの2作目のシングルとしてキャニオン・レコードからリリースされた。


その後も別バージョンがたびたび作られ、アルバムやシングルに収録されている。また、他の多くの歌手によってもカバーされている。


さらに、この曲は日本の歌百選に選ばれた。名曲として、何度聞いても色あせない。

♬今はこんなに悲しくて  涙もかれ果てて  もう二度と笑顔には  なれそうもないけど

♬まわる まわるよ 時代はまわる

 喜び 悲しさ くりかえし

 今日は別れた 恋人たちも 

 生まれ変わって めぐりあうよ

この歌には、実は仏教思想の「輪廻転生」といった崇高な意味が隠されている。

ある一定の歳月を経て 別れた恋人同士が生まれ変わって、再度巡り合う。


さらに、病に倒れた旅人は、生まれ変わって

再び旅を続けるのだ、と説いている。

喜びと悲しみを、そして別れと出会いを永遠に繰り返す---それが真実だと、時代という歌は物語っている。


その真実を言い当てた描写に心が打ち震えない人がいるだろうか。いるわけがない。

 
 
 

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