世紀の天才アインシュタイン・現代人がいつしか失くした飽くなき好奇心
- 高下 豊光
- 2020年10月10日
- 読了時間: 1分
世紀の天才アインシュタイン

この大天才を知らぬ人はいないだろう。
『わたしには、特殊な才能はありません。
ただ、熱狂的な好奇心があるだけです』
『人は、海のようなものです。あるときは厳かで友好的、あるときはしけて、悪意に満ちている。
ここで知っておかなければならないのは、
人間もほとんど水で構成されているということです』
人の精神と海が同じという奇抜な視点はどうだろう。
店長は、この言葉を知って驚愕した。
また、彼の10分の1程の好奇心があれば、オウム真理教事件の「林郁夫」が、出家することはなかったと思う。
彼が、ペテン師「麻原彰晃」に絡めとられた原因は、「閉塞感」だった。
彼は入院中の「石原裕次郎」を治療する医師団に参加した名心臓外科医であった。
その名医が、なぜ猛毒サリンを地下鉄車内で撒いてしまったのか。
それは、秀才の彼には"好奇心"が不足していたからではあるまいか。
人間には、力強く生きて行くためには、目標と希望が必要だが、
店長はそれ以上に「好奇心」が不可欠ではないかと思う。
「好奇心」があれば、彼は「閉塞感」に憑りつかれることはなかったのだ。
あるいは、「林郁夫」は、太宰治を読むべきではなかったのだろうか。
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