マイカーを凶器に替えたオートマ車の罪と罰
- 高下 豊光
- 2020年10月13日
- 読了時間: 2分
高齢者の急発進・ブレーキの踏み間違いが後を絶たない。

ヨーロッパでは、マニュアル車が85%である。
例えばドイツでは、暴走車にはまずお目にかかれない。
オートマ車は普及していないからである。
オートマ車と違って、マニュアル車ではクラッチ操作を誤るとたちまちエンストしてしまう。
だから、コンビニ店に突進して、激突するなどの凶器的な急発進はまず起きない。
日本では、なぜオートマ車がこれほどまでに普及したのだろう。
狭い道路などの事情があるのかもしれない。
いまやそのシェアはオートマ車95%である。マニュアル車は、探すのが難しいほどだ。
高齢者には、オートマ車の運転は禁止すべきだと思う。
マニュアル車では操作できないというなら、その高齢者には運転免許証を延納していただく。
サポートカーの開発は、さらに研究開発費がかかる。すぐに普及するものではない。
先の池袋暴走事故のように、通常の歩行もおぼつかない高齢者でもオートマ車なら操作できるようだ。
しかし、ブレーキとアクセルがすぐ隣にあるので、踏み間違いは失くせない。
マニュアル車での変速操作にはクラッチペダルとシフトレバーでの操作が必要で、オートマ車に比べ難易度はかなり高くなる。
まず発進の際クラッチ操作がスムーズでないと、急発進したりエンジンが止まったり(エンスト)する。
マニュアル車は両手両足をフルに使って運転する分、操作が面倒だが、車を運転する楽しみを味わえるため、乗用車ではスポーツグレードにも設定されている。
ちなみに私のクルマはマニュアル車である。急発進など考えられない。
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