ジャニーズ事務所の横暴・肖像権を盾にDVD化を阻止?
- 高下 豊光
- 2020年9月11日
- 読了時間: 2分
遅すぎた公正取引委員会の「注意」勧告

DVD化できないテレビ番組
代表的な作品を挙げてみる。
「ぼくらの勇気 未満都市」日テレ97年放送
「君といた未来のために」日テレ99年放送
これらはDVD化の要望が多いのだが、ジャニーズ事務所がかたくなに許可しない作品だ。
ジャニーズ事務所の権力は、年毎に巨大化していた。
巨額の資金と実姉メリーの夫・藤島氏の持つ人脈を利用して、メディア、広告業界のみならず政界にまで切り込んでいる。
テレビ局が言うことを聞かないようなら、「うちのタレントを引き上げる」と脅して口を封じてきた。
さらに造反タレントが出ると、ジャニーズ事務所は次々と彼らの出演CMを終了させた。
彼らを干すためには手段を選ばなかったのだ。SMAP解散・謝罪事件にみられるようにジャニー姉弟は容赦しなかった。
NHKさえもこうした圧力に屈してしまったのだ。
ではジャニーズ事務所がこれほどの権力を持っているのはなぜだろうか。
一説によれば、東京五輪の利権を巡ってジャニーズ事務所はリオで森善朗氏を大接待していた。
さらに、麻布税務署の元署長はジャニーズ事務所に天下っているらしい。
奴隷契約で、青少年を統制し、合宿所では故・ジャニー喜多川に性的虐待を受けた。
彼らの涙の訴えには耳を貸す関係者はいなかった。
造反すれば、ネガティブキャンペーンに曝される。
芸能人としての将来をつぶされるのだ。
現在の日本には芸能人(お笑い芸人を含む)の人権を守る法律もなければ、労働組合もないのだ。 そのために事務所との間で”奴隷契約”を結ばされ、圧倒的に不利な条件で労働させられる。
これは人権侵害だ。
とうてい許されることではなく、誰でも自由意志で事務所を退社し、その後も活躍する権利を有するべきだ。
読者のみなさんはどんな感想をお持ちだろうか。
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