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"なんくるないさ"・女優に転身、花開いた「満島ひかり」

女優に転身、花開いた「満島ひかり」


彼女は、5人組女性ユニット「Folder5」の前身「Folder」のメンバーとして1997年にデビューした。

ところが、ユニットがブレイクする以前に活動停止となってしまった。

事務所からは、「芸能界は諦めて、故郷・沖縄に帰ってはどうか」と、アドバイス?された。

つまり、この時点ではダメ・アイドルであった。でも、彼女は「なんくるないさ」精神で乗り越えるのだ。

彼女は、力強く云い放つ。「女優をやります!」と。

彼女は、同グループの実質的な活動停止後、2004年頃から女優として本格的な活動を始める。


そして、映画「デスノート」などに出演。俄然、注目を浴びる。

園子温監督「愛のむきだし」のヒロイン役を体当たりで演じて注目を集め、安藤モモ子初監督作「カケラ」や、石井裕也監督の「川の底からこんにちは」では主演を務めた。

実は、ユニット解散は、事務所がメンバーの「AKINA」だけを単独で売り出すためであった。

だから、他のメンバーは邪魔だったのだ。仲間は諦めて、ひとりまたひとりと沖縄に帰っていった。

やがて、2010年の映画「悪人」や「北のカナリアたち」、深夜ドラマ「モテキ」、2013年連ドラ主演作「Woman」などで活躍する。彼女は「なんくるないさ」精神で困難にぶつかるのだ。有言実行である。

また、2016年TVドラマ「トットてれび」で若き日の黒柳徹子を演じて話題を呼び、自身のルーツである奄美が舞台となった映画「海辺の生と死」では主演を務めた。すでに女優として確かな道を歩いていた。

『AKINAが歌手なら、私は女優になる!』

それこそ「なんくるないさ」精神だった。

 
 
 

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