どしゃ降り雨”の決死隊・吉本芸人「宮迫博之」の不覚
- 高下 豊光
- 2020年9月14日
- 読了時間: 2分
吉本人気芸人「雨上がり決死隊」
「宮迫博之」は、身から出た錆びとはいえ、トンでもない禁断の果実をくわえ込んでしまった。

彼が出演した宴会は、最大規模の振り込め詐欺集団であった。
しかも盛り上がった彼は、詐欺組織の代表者夫妻を「アメトーク」の観覧客として招待します、と約束していたという。
それだけでもアウトなのだが、宮迫博之は報酬まで手にしていたのだ。
そのギャラは、元をたどれば詐欺被害者から奪ったお金である。
週刊誌報道に驚いた芸人たちは、口裏あわせを行なっていたようだ。
さらに、闇営業を請けた時点で、詐欺集団とは知らなかったことにした。
”宮迫博之”たちは、これで万事セーフとたかをくくっていた。
特殊詐欺では、「割のいいバイトがあるんだけど」と、友人に誘われて知らずに「受け子」となって逮捕された学生がいるのだ。
吉本芸人たちは、詐欺現場にいたわけではない。だから、ギャラを受け取っていても、逮捕はされない。だが、道義的責任は残るだろう。
吉本興業の謹慎が解けても、彼らを使ってくれる番組などは皆無となるだろう。
人気番組「アメトーク」も継続困難となるだろう。
編集長は、「カープ芸人特集」をまた企画して欲しいと思っていた。
おそらく、もう無理だろう。残念だ。
世の中を甘く見ていたわけではあるまい。
芸人として売れっ子になり、財産を作った彼らは、「世の中簡単!」と、考えていたのだろうか。
「雨上がり決死隊」とは、なんと先を読んだコンビ名だろうか。
宮迫博之は、今、どしゃ降りの真っ只中ではあるまいか。
彼にさわやかに晴れ渡った芸人人生がやってくるのだろうか。
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