おそらく影響したのだろう1986年の悪夢
- 高下 豊光
- 2020年9月8日
- 読了時間: 1分
80年代のトップアイドルの死といえば、「岡田有希子」である。
ところが、同じ1986年、
彼女から1カ月後に1人のアイドルがビルから飛び降りた。

それが、ヤッコの愛称で人気があった「遠藤康子さん」である。
アイドルとして将来が明るかったはずなのに、彼女は短すぎる生涯に自ら幕を閉じた。
享年17。
モデルとしても活躍し、「スケバン刑事」に出演していた彼女は、歌手デビュー予定でもあった。
自殺の動機は、”事務所から恋愛を反対されたこと”とされている。
遺された「ママ、ごめんね」の遺書が悲しい。
現在からは想像もできないことだが、当事、アイドルの恋愛はタブーであった。
「岡田有希子」の自殺は”社会現象”となり、数多くの同調者を生み出している。
遠藤康子さんもその例外ではなかった。
彼女の死は「岡田有希子」自殺の衝撃報道に隠れていたのだが、多少なりとも
影響があったと考える方が自然だと思う。
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