あの宅間守は、生まれついての悪であった
- 高下 豊光
- 2020年10月8日
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その犯人・宅間守は、なんと遺族を装い、日航機墜落現場を見物していた。

まったく、どのような育ち方をしていたのだろうか。彼は、物心ついた頃から家庭内暴力に明け暮れていたという。
彼が、本格的に素行が荒れて来たのは17歳からだそうである。その時には、精神疾患があったそうだ。矯正は出来なかったものと思われる。
当時から、女性暴行や高速道路の逆走などを繰り返している。また、車のライトが上向きのままで眩しすぎるといっては抗議し、相手の車を破壊している。まったく常軌を逸した行動だ。
やがて、1985年夏に日航機が群馬県御巣鷹山に墜落する。日航では遺族のためにバスを用意した。そのバスに宅間守は遺族と偽って乗車した。
彼の動機は、犠牲者の遺体を見たかったのだ。宅間守21歳の暑い夏であった。
その時から16年後、池田小学校が血に染まった。
衝撃的な犯行であった。まったく、親の顔を見てみたい。
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