「和歌山毒入りカレー事件」を彷彿とさせる?
- 高下 豊光
- 2020年9月28日
- 読了時間: 2分
ホラー映画「黒い家」は、大ヒットした。
ご記憶だろうか。

第4回日本ホラー小説大賞を受賞した貴志祐介の同名小説。
これを『39 刑法第三十九条』の森田芳光監督が映画化した。
保険会社に勤める「若槻慎二」は、保険金の説明に訪れた女性の家で
なんと、その女性の息子の首吊り死体に遭遇するのだ。
作品に登場する夫婦の在り方はは、その後の「和歌山毒物カレー事件」の林夫婦とよく似ている。
そのため、事件を予言した映画との評判を呼んだ。
そのため、事件を予言した映画との評判を呼んだ。
主演女優「大竹しのぶ」の鬼気迫る怪演が光る作品だ。
和歌山カレー事件は、全国にさまざまな影響を与えていたのだ。
報道で「毒入りカレー」の文字が前面に出ていたためにカレーライスのイメージが悪くなり、食品会社はカレーのCMを自粛し、料理番組でもメニューをカレーにすることを自粛したという。

そして、日本ではちょうど夏祭りが各地で開催される時期だったことから、犯人逮捕前は、各地の夏祭りなどで食事の提供が自粛されるなどの騒動に発展した。
この他、前述の犠牲者である小学4年生の男子児童は当時和歌山市立有功小学校に通っていたが、同小学校では事件発生から2017年時点では給食でカレーが出されなかった。
また、死刑判決が確定した「林眞須美死刑囚」は、現在も冤罪を訴えている。
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