「PCRセンター」の代わりに「カビノマスク」
- 高下 豊光
- 2020年9月30日
- 読了時間: 2分
4月17日にUPしたブログを再掲します。
能無し策なし安倍政権のお粗末
---「PCRセンター」の代わりに「カビノマスク」

本当に、この安倍晋三政権はどうなっているのだろうか。
コロナウイルス対策は、戦争と同じ非常時だというのに、安倍総理と国民とのズレが、日を追って大きくなる。
新型コロナウイルスの猛威を前に、安倍晋三政権は国民の信頼を失いつつある。首相は「戦後最大の危機に直面している」とはいうものの、その対応は後手に回り、打ち出される対策はあまりに遅く、小さい。
「1世帯に布マスク2枚配布」など国民の感情を逆撫でするかのようなメッセージも多く、
急速に冷え込む人々の懐と呼応するように政権に向けられる視線は冷たさを増している。
PCR検査は、保健所を通さないと受けられない。そこではスタッフが慢性的に不足している。だから望んでも検査を受けられない。
諸外国が日本には不信の目を向けている。わざと検査しないのか。わざと感染者を少なくしている。嘘までついて五輪をやりたいのか、と。
「非常時においては、役人には100の力を120、130にして出し切ってもらわないと困る。そのためには裁量権をもたせて思い切り働けるようにしないといけない」「求められているのはそうしたスピード感で、地方任せにせず、国が前面に出ていって判断していくことが必要です」
以上は、今の安倍政権への言葉ではない。
これは、2011年に起きた東日本大震災の民主党政権の対応について、当時の安倍氏が「週刊ポスト」の対談で語っていたものだという。
今年の2月末まで記者会見すら開かず、唐突な全国一斉の休校要請。
さらに、星野源の曲とともに優雅にくつろぐ様子を投稿したコラボ動画。
今回のコロナ危機下の対応を振り返ると、安倍総理は国民に「常識を超えた」と映っている。
安倍総理は「PCR検査は順次増やしていく。PCRセンターを整備する」と、答弁した。
ところが、アベノマスク配布に550億円かけている。そして、国民が受け取ったマスクは"かびだらけ"であった。
一方、PCRセンター設置は自治体に丸投げにしている。そのため遅々としてこれが進まない。予算すら付けていないという。
布製のカビマスクを配布するぐらいなら、先に何をおいても、PCR検査センターの設置ではあるまいか。
それさえできない。それさえ分からないのだろうか。安倍政権は、いったいどの敵と闘っているのだろう。
安倍総理は、国民をどこへ連れていこうとしているのだろう。
店長の私は、少なくとも総理とは同行したくない。
道連れは、昭恵夫人だけにして貰いたい。
*その後、前安倍首相の病気による退陣が決まった。
菅新総理および日本国民に幸あれ。
Comments