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松山千春が書き下ろした自伝-「旅立ち-足寄より」の感動

「キミの歌は売れる!」松山千春が書き下ろした自伝

---映画「旅立ち--足寄より--」の感動



2008年製作/日本 配給:エム・エフボックス

原作:松山千春

監督:今井和久

主演:大東駿介

松山千春が23歳の時に書き下ろした自伝小説「足寄より」を映画化した。大東俊介が若き日の松山を演じている。

北海道の足寄から出てきた破天荒なシンガー松山と、彼の才能を見こんだディレクターの世代を超えた男同士の深い絆を描く。


ある音楽コンテストに出場した19歳の松山千春は、自作曲「旅立ち」で観客を圧倒するものの、生意気な言動が災いして落選してしまう。

だが、審査員を務めていたラジオ局ディレクターの竹田健二から声を掛けられる。

松山千春が、1975年「全国フォーク音楽祭北海道大会」へ出場した際に、審査員であった札幌テレビ・ラジオ局(現・STVラジオ)の竹田健二ディレクターは松山千春の才能をいち早く見い出した。

この大会で松山千春は落選したものの、竹田健二は「北海道のスーパースター」を誕生させるべく上司らを説得し、1976年に毎週日曜日午後からの番組『サンデージャンボスペシャル』内で「千春のひとりうた」という15分のコーナーを設けて千春をメディアデビューさせる。


翌1977年1月25日、千春は「旅立ち」でキャニオンレコードからレコードデビューを果たし、コンサートツアーを開始する。

竹田の存在なくして、今日の千春はありえなかった。

しかし、同年8月27日、函館でのコンサートを目前にして竹田は急性心不全のために36歳で急逝。

とてもコンサートができる状況ではなかったが、コンサートは中止せず、そのアンコールにて竹田が亡くなったことを発表し、

デビュー曲「旅立ち」を会場の観客たちと一緒に歌った。。

作品は、松山千春の生みの親である北海道のSTVラジオ竹田健二ディレクターとの出会いから、彼のデビューまでのふれあい、絆、信頼、そして別れを感動的に描いている。 その「旅立ち」は、松山千春のデビュー曲だ。

夢を追いながら、貧乏、挫折、屈辱を味わいながらも、突っ張りながら育った千春と竹田ディレクターとの青春群像を描いた。

編集長の私は、松山千春のデビュー以来の大フアンである。特に「長い夜」は好きな曲でカラオケでは必ず歌ったものだ。

さすがに初めてスキンヘッドを見た時には、唖然となったのを覚えている。

見逃した人には激しくおススメ。

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