鳴門市の板東俘虜収容所の歓喜・「歓喜の歌」の感動
- とよっチ
- 2020年9月23日
- 読了時間: 1分
2006年製作/日本 配給:東映
監督:出目昌伸
主演:松平健

ベートーベンの第九を日本で初めて演奏したドイツ人捕虜の実話を壮大なスケールで映画化した。
第1次世界大戦中、徳島県鳴門市の板東俘虜収容所で起きた実話をもとに描く。
収容所の所長・松江豊寿の人道的な計らいによってドイツ人捕虜と収容所員、地元住民が交流を深めていき、
ドイツ人たちが感謝の意をこめて、ベートーベンの「交響曲第九番 歓喜の歌」を日本で初めて演奏するまでを描きだす。
第一次世界大戦時の徳島の板東にある捕虜収容所のお話である。
敗戦国ドイツの人間だが最後まで敬意を払った松江所長に、ドイツ人からも敬意をもって接されるのだ。

食べ物、学問、絵画、音楽は国境を越え、また人情や敬愛も国境を越えるのだと思わせる。
そのあとの第二次世界大戦が起きなかったとすれば、戦争の記憶はもっと牧歌的なものになっただろう。。
見逃した人には激しくおススメ。
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