迷いクジラ救うべきなのか ネット上で賛否両論
- とよっチ
- 2020年12月13日
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2007年3月13日愛媛県宇和島市の迷いクジラ事故。
皆さんは覚えていますか。

13日午後3時20分ごろ、愛媛県宇和島市沖の宇和島湾で迷い込んだマッコウクジラ(体長15メートル)を助けるため湾外に引き出そうとロープを掛けて引く作業をしていたボート1隻がクジラが暴れ出したため転覆。
乗組員3人のうち2人は近くの漁船などに助け上げられたが、漁業、山本宣行さん(58)が行方不明となり、
約1時間半後に見つかったが、死亡が確認された。死因は水死。 マッコウクジラはこの日早朝、迷い込んでいるのが見つかった。体に傷があり、方向感覚を失って迷い込んだとみられたことから、愛媛県や宇和島市、宇和島海上保安部、地元漁協などが協力。湾の外に追い出そうと船で金属音を鳴らすなどしたが動かず、午後からロープをかけてエンジン付きボート2隻とタグボート1隻で引いたところ暴れ出し、うちボート1隻が転覆した。 投げ出されて救助された男性(50)は「クジラに巻いていたロープがぐっと引っ張られたと思ったら船がひっくり返り、気がついたら海の中にいたという。
2007年3月に話題を集めた海難事故である。
当時を振り返って、漁協関係者にもかかわらず、どうして自分たちはライフジャケットを装着せずにボートに乗ったのか。
まったく、不思議でならなかった。それでなくても巨体のマッコウクジラである。素人が考えても危険が大きいと分かるはずだ。魚釣りぐらいに甘く考えていたとしか思えない。
現場を知らないネット民は、それぞれ勝手なことをいうが、プロがやることではないことは確かなようだ。
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