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自転車考現学 その12

更新日:2020年9月1日

フランス東部フランスシュ・コンテのValentigneyにて1810年頃から冷間製鉄、歯車、ペッパーミルコショウ挽き)やの骨からポンパドゥール・スカートの骨を作ったりする金属製造業を営んでいたエミール・プジョーとジャン・ペリエの息子として1849年に生まれたアルマン・プジョー1865年から経営に参加し、のちに会社としてプジョーを創設した。


1882年に"Le Grand Bi"というペニー・ファージング型の自転車を同社のラインナップに追加、その後自動車に興味を持ったアルマンは、ドイツの技術者であり内燃機関および自動車開発のパイオニアであったゴットリープ・ダイムラーらと会ったあと、1889年に蒸気エンジンを搭載した3輪のプジョー初の自動車を4台製作し自動車製造業を始めた。


翌1890年ゴットリープ・ダイムラー、エミール・ルヴァッソールと会合をした上で、パナールダイムラーのライセンス下で製造するガソリンエンジンを蒸気エンジンに替わって採用することになる。


その後製造台数を徐々に増やしていき1895年までに約140台を製造しており、世界最古の量産自動車メーカーのひとつとして知られている。1896年には初のプジョー製エンジンを搭載したタイプ15を登場させると同時にSociété Anonyme des Automobiles Peugeotを創立し、甥のロベールの経営によって発展を続けていく。


1974年には経営不振だったシトロエンを吸収合併し、持株会社「PSA・プジョーシトロエン」(当初は単にPeugeot Société Anonyme、プジョー株式会社、PSA)を設立、さらに1979年にはクライスラー UK(旧ルーツ・グループ)およびシムカ)を傘下に収め、フランス最大の自動車メーカーとなった。


自動車だけではなくスクーターなどを中心に自動二輪車も別会社プジョー・モトシクルで生産している。PSAグループの自動車生産台数は本田技研工業とほぼ同規模である。


 
 
 

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