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福山・いろは丸展示館

いろは丸展示館は、1867年5月26日に鞆沖合で起こった「いろは丸」と「明光丸」(紀州藩所有)の衝突事件に関連する遺物や写真・イラスト情報を展示する博物館です。1989(平成元)年7月に開設されました。 5回に及ぶ潜水調査によって引き揚げられた遺物が、ていねいに紹介されています。沈没状況も原寸70%の大ジオラマで再現され、見ごたえ十分。 龍馬グッズも豊富に取り揃えていて、坂本龍馬ファンには「たまるか」!—垂涎のスポットです。

二階に上ると、ぼんやりとした灯火の中で、あっ、龍馬が座ってる!

…なんて、最初はちょっと驚きますが、実はこれ、実物大の人形なんです。衝突事件の際に龍馬と海援隊士らが身を隠した、枡屋清右衛門宅(桑田家住宅)の一室が見事に再現されています。


◇坂本龍馬等身大フィギュア!なんだか動き出しそうです

この「いろは丸展示館」は、江戸時代の蔵をそのままの形で利用しています。

この蔵は、鞆の町では「大蔵」と呼ばれていて、登録文化財にも指定されています。太田家所有の蔵で、巨大な梁も残っていて、建物それ自体でも十分に楽しませてくれます。


慶応3年4月23日じゃった。いろは丸が紀州藩の蒸気船明光丸と衝突したんは。いろは丸は、鞆沖で沈んでしもうたがや。紀州との賠償交渉は難儀したで。わしは、万国公法を持っておったが、いろは丸は、舷灯を点けておらんかった。いろは丸は圧倒的に不利じゃった。

長崎で交渉は続けられた。海援隊は、この長崎で派手な噂を流したんじゃ。それで交渉がうまくいった。情報戦の勝利やった。

 
 
 

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