岡山・現代アート直島
- とよっチ
- 2020年8月28日
- 読了時間: 2分
瀬戸内海にあるアートな島といえば、香川県の北に位置する『直島』。周囲約16km、人口3200人ほどの小さな島であるにも関わらず、島のいたるところでアート作品に出あえることで有名です。

今回は、現代アートと瀬戸内海のコラボレーションが楽しめる、直島をご紹介します!
直島行きのフェリーは、岡山県玉野市の宇野港からと香川県高松市の高松港の両側から出ています。所要時間は、宇野港からは20分、高松港からは50分。香川県の島でありながら岡山県寄りにあるんですね。
フェリーからは、心地よい潮風とともに、大小の島々が織りなす緑豊かな瀬戸内の多島美が楽しめます。直島の玄関口である宮浦港が近づいてくると、まず最初に目の中に飛び込んでくるアートがこちら! 水玉のモチーフの作品で知られる国際的アーティスト、草間彌生の『赤かぼちゃ』。直島のシンボル的存在となっています。

周りの風景に溶け込み、自然と一体となった作品があちこちで見られるのが、直島アートの魅力のひとつ。
お天気が良ければ、美術館とホテル、レストランが一体となったベネッセハウス ミュージアムにぜひ訪れてみてください。敷地の中にたくさんのアート作品が展示されており、宿泊者でなくても自由に鑑賞することができます。
愛媛県宇和島市を拠点に幅広い活動を行っている現代美術家・大竹伸朗による作品、『シップヤード・ワークス 船尾と穴』。青い海と空をバックに、穴から漏れる無数の光が、地面をキャンバスにして美しい模様を描いています。
季節や天候、鑑賞する時間帯によって、無限に変化する屋外作品。作品のさまざまな表情を見られるのも魅力です!
隣に腰かけて、何を読んでいるのかと思わずのぞき込みたくなるような、こちらの作品は、ニキ・ド・サンファールの『腰掛』。
カラフルで遊び心いっぱいの作品群が浜辺の風景に、不思議なくらいとけこんでいます。
『赤かぼちゃ』と並んで直島のシンボルになっている草間彌生の『南瓜』。
まだまだたくさんの作品が、浜辺や林の中、施設の一部に点在しているので、ぜひ続きはご自身の目でどうぞ!瀬戸内の豊かな自然の中、ゆっくりと散策していると、思わぬ作品に出あえますよ。
過疎化に苦しんでいたが、現代アートを島ごと取り入れて観光の島へと脱皮を遂げた。
一度、訪問してください。
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