岡山・現代アートの直島、豊島
- とよっチ
- 2020年8月28日
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「現代アートの聖地」と呼ばれる直島には、安藤忠雄が設計した「地中美術館」や草間彌生が制作した「赤かぼちゃ」といった、著名アーティストの作品が多数あります。

他方で豊島は、世界的に有名な「豊島美術館」や、島で採れた食材を使ったグルメが人気です。
近年、直島や豊島は多くの訪日観光客が訪れる人気スポットとなっています。犬島も近代化の遺産を再生させたユニークな作品が多く、多くのアート愛好者の心を惹きつけています。
岡山県から直島や豊島、犬島へ行く場合、宇野港や宝伝(ほうでん)港、牛窓(うしまど)港が玄関口となります。

瀬戸内海に浮かぶ現代アートの聖地、「直島」と「豊島」に向かうには、瀬戸内の香川県側の高松港と岡山県側の宇野港という2つの港町からフェリーを利用します。どちらの港町も「瀬戸内国際芸術祭」の会場になっているので、もし時間があれば、それぞれの港町のアート作品を見てまわるのもおすすめです。
香川県側にある高松港。「瀬戸内国際芸術祭」の会場となる島々への玄関口として、もっとも利用されているフェリー乗り場です。アートフェスの総合案内所もここに設置されていて、多くのアート作品も展示されている見応えのあるエリアなんですよ。
写真は、リン・シュンロン(林舜龍)さんの「国境を越えて・海」。台湾に漂流していた流木を使って、大きな種子のように形作った作品です。「瀬戸内国際芸術祭2013」のときには豊島の海岸にありましたが、2016年に高松港近くの広場に移設。長きにわたる種子の漂着を表現しています。内側は空洞で、中に人が入れるようになっています。

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