「メッセンジャー」
- とよっチ
- 2020年8月16日
- 読了時間: 1分
自転車便を扱うB級作品で、タイトルもそのままズバリ「メッセンジャー」である。1999年に公開された作品で、主役を担うのは若き日の飯島直子と草彅剛の二人で、少し懐かしさもありますが、これが見始めると意外な発見があったりして面白い。

飯島直子はバブル的な雰囲気を漂わせていますが、対する草彅剛は真面目に荷物を運ぶメッセンジャーを見事に演じています。その一方、自転車便同士のレースや妨害工作など、実際には有りえない展開も続きますが、エンターテイメント作品とするなら十分楽しめる範囲です。
ホイチョイムービーという単語を初めて知る。
こういうのがヒットする時代だったんだなぁ。面白くない映画ではなかったけど、時代だよね。飯島直子のバブリー感が半端ない。あの日に帰りたい。
ライバルとの競争に勝つのだが、競争の様子の描き方がコメディー調。その競争は、いかにも映画だと言う風な、現実には起こり得ないアクション。そのライバルの悪辣ぶりも時代劇風の単純さ。
坂本龍馬じゃ。元気かのう。徳川慶喜公は、ご維新後は、罪を許されて余生を過ごしておられる。ほんで、バイクに跨って乗り回されておるそうな。まだそん頃には、ロードレースがなかったのじゃ。
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