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「トップ・ランナー」

スポーツ作品に必ずしも根性や熱血は不必要だと思っていますが、本作「トップ・ランナー」を観終ると気合や根性の大切さに気が付くはずです。

内容は自転車便で生計を立てる主人公が、ある時に洗濯機の部品からロードバイクを作り上げてしまい、そのバイクで最速記録を破る快挙を成し遂げます。すると、今度は自転車メーカーなどから妨害を受けて、遂には精神が破綻するのですが、そこから再び努力を重ねて…というものです。

あまり有名な作品ではないですが、この作品もロードバイクの一面を見事に表現しています。何より、ちょっと他の自転車作品とは毛色が違うので、それだけでも一見の価値があります。この映画はあるアワーレコードの選手の映画です。

アワーレコードとは、

トラックを1時間の内に何キロ走れるか距離を競う競技で、ウィギンスやエディ・メルクス、クリス・ボードマンなど、私でも知ってるくらいの有名選手達が記録を作ってきました。

自転車選手なのにメッセンジャーで生活しているオブリーが主人公。 スコットランドじゃ自転車競技なんてマイナーだし。 おまんま喰えないよってやつ。 オブリーはいちおう自転車屋も経営してるけど、目の前に新しいショップがオープンし、お店の経営は火の車。 今にも潰れそう。 そんなシチュエーションのなか、オブリーは「いっぱつやってやる、これで起死回生だ。」ということで「自転車競技」で「ワールドレコード」世界記録を打ち立てることを思いつく。 そもそもオブリーと自転車の出会いは... いじめられっ子だったオブリーを見かねた父親がクリスマスの夜、オブリーに買い与えたのが始まり。それからというものいじめられてもその場から自転車でもの凄い速度で逃げ出す、のがオブリーの常套手段だった。 友人のおかげでスポンサーが付き世界記録に挑戦できることになる。 元々オブリーはアイデアマンでいろいろな自転車パーツを自作してより速く走るにはどうするべきか?を考えてきたオトコだ。 彼の自転車はその独創的アイデアで溢れていてボトムブラケットは洗濯機のベアリングを使うわ。 ハンドルはへんな形状でライディング・フォームも独特のものだった。 WCA(UCI?)(世界自転車競技会)は、当初、オブリーのことなんて相手にしていなかった。 事実、彼の1度目の世界記録挑戦は失敗におわったのであった。 しかしオブリーは諦めなかった「翌朝、9時半にもう一度挑戦する!」と言い放ち、その通り挑戦し、なんと世界記録を更新してしまう。!

その後も世界選手権でも優勝してしまうオブリーを「よく思わない」WCAの偉いさんたち。 彼のその独特のフォームや自作の自転車をことごとく「ルール違反」にしてしまい、走れなくしてしまう。 そんなWCAの妨害にもめげずレースに挑んだオブリー。

しかしまたしても当日にルール変更し、彼の独特のライディングフォームを「3回、そのフォームをしたら失格とする」というわけわからんルールを取り入れる。 なんでそんなことするねん!と詰め寄るオブリーに「自転車競技会のルールは違反していないが、自転車競技会の精神に反している」というこれまた「超わけわからん」新ルールに打ちのめされていまい、3回の違反、そして落車。 世界チャンピオンから転落したオブリー。ふさぎ込んでしまう。彼にはもう一つの顔があった。

龍馬じゃよ。麒麟麦酒を飲みたいのう。麒麟は何の意味があるのか、知っとるかや。

麒麟は伝説の生き物じゃが、よく見ると頭が龍、胴体は馬じゃきに。つまり、龍馬じゃ。

 
 
 

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