しまなみ海道で撮影・日台合作「南風」の感動
- とよっチ
- 2020年9月18日
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台湾を取材で訪れた女性編集者が案内役の少女とともに自転車で各地をめぐりながら、様々な出会いを経て成長していく青春ロードムービー。
2014年、日台合作

台湾でもロケを敢行し、九フン、淡水、日月譚といった風光明媚な観光地が登場するほか、
日本のサイクリングロードとして有名な広島県と愛媛県を結ぶ「しまなみ海道」も舞台となる。
恋人にふられ、仕事では希望しない担当に異動になってしまった26歳のファッション誌編集者・風間藍子は、取材のため台北を訪れる。
藍子は自転車を借りるために立ち寄った店で、16歳の少女トントンと出会い、モデルになることを夢見るトントンは、オーディション会場に行くため21歳と偽り、藍子のガイドとして自転車の旅に同行する。
最初はなかなかかみ合わなかった2人だが、旅の途中で台湾人の青年ユウや日本人サイクリストのゴウとも出会い、旅を続けていくなかで心を通わせていく。
「帰郷」「神童」「コドモのコドモ」など、繊細な人物描写で定評のある萩生田宏治監督が、6年ぶりに長編映画でメガホンをとった。
「作品のあらすじ」
26歳の編集者・風間藍子(黒川芽以)は、恋人にふられ、仕事面では意に沿わない企画の担当に配属されてしまい、自信を失いかけていた。
取材のために向かった台湾で自転車を借りようとしていたところ、トントン(テレサ・チー)という女性と会う。
トントンはモデルになるためのオーディション会場に行きたいがために案内役を買って出て、しかも本当は16歳なのに藍子には21歳であると言う。二人は台湾で一番大きな湖・日月潭を目指して自転車の旅をスタートさせる。
ぶつかりあったり、台湾人青年のユウや日本人サイクリストのゴウと出会ったりしながら、彼女たちの中で少しずつ何かが変わっていく……
こんなラストメッセージも良い。
台湾や瀬戸内を旅行計画中の人には、ぴったりの映画です。
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