'20ひろしまフラワーフェスティバル開催中止
- とよっチ
- 2020年9月14日
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5月3~5日に広島市の平和大通り一帯で開催する予定の2020ひろしまフラワーフェスティバル(FF)は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、中止を決定しました。

実行委員会は例年通りの開催に向け、感染防止対策の検討を重ねてきました。
しかし、国内で感染の終息が見通せないなか、3日間で約160万人を見込む来場者、パレードやステージイベント、飲食コーナーなどの参加者・関係者が、安心して臨める環境を整えるのは極めて困難な状況となりました。
これから終息に向かうとしても、感染の危険性を払拭できないことから、やむなく中止の判断に至りました。

FFは1977年の第1回から昨年まで、途切れることなく43回の歴史を重ねてきました。楽しみにしていただいている方々、準備を進めてこられた企業・団体の皆さまには心苦しい限りです。
安全を第一に考えての苦渋の決定になにとぞご理解をいただき、来年以降のFFにご期待、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
1975年に、平和大通りにて広島東洋カープのセントラル・リーグ優勝パレードが行われ、当時としては驚異的な30万人を動員。これに後押しされ、既に平和大通り一帯を会場にした新しい祭りの構想を練っていた中国新聞社が中心となり商工会や市側と折衝を重ね、1977年に初開催。3日間で計125万人を集めて大成功を収めた。
しかし、2020年は新型コロナの世界的大流行で中止が決定した。
これは1977年の初開催以来初めてであり、今年は被爆75年という節目の年もあって実行委員会は関連した企画も検討していた。
開催当初よりミスフラワーを3人選び、祭りに花を添えている。
1991年以降より、ミス・コンテスト批判の高まりよりフラワークイーンに名称を改めている。新聞などではFFと略される。地元民はフラワーと略すこともある。
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